Asystasia アシスタシア属
- アシスタシア・ガンゲティカ Asystasia gangetica
- 花は径2.5cmの筒状で、青紫色、黄白色、桃色などがある。シンガポールやマレーシアでは野生状態で繁茂している。若葉は食用になるといわれる。【園芸】病害虫や乾燥に強く、管理は比較的やさしい。挿し木でふやせる。
Eremomastax エレモマスタックス属
- エレモマスタックス・スペキオサ Eremomastax speciosa
Hygrophila オギノツメ属
アフリカ、アジアの熱帯や亜熱帯に約100種が分布。多くは常緑の多年草。属名は
Hygros(湿り)+Phileo(好む) で湿ったところを好むことから。
- ヒグロフィラ・アウリクラタ Hygrophila auriculata
- 現地名:Bugangabukari(キンヤルワンダ語) 中部アフリカに分布。
Justicia キツネノマゴ属
およそ420種が、世界の熱帯から温帯に広く分布する。1年生から多年生の草本。苞葉が美しい種は観賞用に利用される。
- コエビソウ Justicia brandegeeana (Syn. Beloperone guttata)
- メキシコ原産の常緑の多年草。高さ50~70cm。花序は赤褐色の多数の苞に包まれ、やや下垂する。コエビソウの名前も花序の形状にちなむ。葉は対生。熱帯では周年開花する。鉢花のほか切花としても利用される。
- 【管理】無加温の温室で越年できる。繁殖は挿し木で。
Pseuderanthemum プセウデランテムム(ルリハナガサモドキ)属
多年草または小低木。熱帯から亜熱帯に約120種が分布。観賞用、薬用、飼料などに利用される。
- プセウデランテムム・ラクシフロルム Pseuderanthemum laxiflorum
- 英名:Shooting Stars フィジー諸島原産。高さ1m以上になる低木状草本。花は夏から秋に咲く。
Thunbergia ツンベルギア(ヤハズカズラ)属
木本性あるいは草本性のつる植物。旧世界の熱帯に約200種が分布。属名はスウェーデンのウプサラ大学の植物学教授で、日本にも滞在し、『Flora Japonica』(1784)を著したツンベリー(C.P.Thunberg, 1743-1828)を記念したもの。観賞用、薬用に栽培されるものもある。
- ヤハズカズラ Thunbergia alata
- 英名:Black-Eyed Susan, Clock-Vine, Winged-Leaved Thunbergia
- 熱帯アフリカ原産のつる性の多年草。茎には毛が多い。花は直径4cm前後で黄あるいは淡黄色。花冠の中心部は黒紫色の目立つ斑点がある。熱帯では周年開花するが、温帯では夏期のみ。
- ベンガルヤハズカズラ
- Thunbergia grandiflora
- 英名:Bengal Clock-Vine, Blue Trumpet Creeper, Blue Sky Vine
- 木質のつる植物でインド原産。直径5~8cmの青紫色の花を総状花序につける。マレーでは葉の搾り汁を胃炎の薬とした。
- ローレルカズラ Thunbergia laurifolia
- 一般名:Laurel Clock Vine, Skyflower
- 常緑の木本性つる植物。ミャンマーからマレー半島が原産地。観賞用の他、薬用にも利用される。