Acorus ショウブ属
セキショウ、ショウブなど2~6種からなる。
- ショウブ(アヤメグサ、オニゼキショウ、ノキシキブ、ノキアヤメ)
- Acorus calamus
- サトイモ科に分類されることが多いが、クロンキスト分類体系ではショウブ科となる。植物体に芳香性の精油をもち、端午の節句に菖蒲湯として使ったり、ヨモギとともに軒に挿して魔よけにしたりした。健胃薬などの薬用としても使われる。古くはあやめ草と称したため、アヤメ科の花(アヤメ、ハナショウブ)と混同されることが多い。花はアヤメ科の花と違い、円柱状の肉穂花序(にくすいかじょ)で目立たない(下記の切手にも描かれている)。繁殖は株分けで。