Cactaceae サボテン科

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Cactaceae サボテン科

Aztekium アズテキウム属

メキシコ北部の山岳地帯に自生。厚く丈夫な表皮をもち、とげは弱々しい。属名は、形状がアステカ族の彫刻に似ていることによる。

Aztekium ritteri
1996年 国連ウィーン事務所

Carnegiea カルネギエア属

巨大なハシラサボテン類で、アリゾナからメキシコにかけて1種が分布。属名は米国の富豪、カーネギー(A. Carnegie)の名を記念してつけられた。
ベンケイチュウ Carnegiea gigantea
1982年 アメリカ

Cephalocereus ケファロケレウス属

1999年 アルバ
ケファロケレウス・ラヌギノスス
1999年 アルバ

Cereus ハシラサボテン(ケレウス)属

約30種が中南米に分布。大型のハシラサボテン類。花は白色で夜咲き。属名はラテン語で「松明」「蝋燭」を意味し、円柱状の形状に由来。
ケレウス・ヘクサゴヌス Cereus hexagonus
1977年 モントセラト

Cylindropuntia キリンドロプンティア属

属名は「円柱状のウチワサボテン」の意。北アメリカ原産のウチワサボテンの仲間。
Cylindropuntia hystrix
1978年 キューバ

Echinocactus エキノカクトゥス属

北米南西部からメキシコに約10種が知られる。
エキノカクトゥスの1種 Echinocactus sp.
1965年 ベルギー

Echinocereus エキノケレウス属

中央アメリカに約70種が分布。小型で群生するハシラサボテン。花は昼咲き。属名は「ハリネズミのハシラサボテン」の意。
Echinocereus blanckii
1998年 モナコ

Echinopsis エキノプシス属 (Hedgehog Cactus)

南米に50~100種が分布。球形から短円柱状のサボテン。花は夜咲き。
Echinopsis sp.
1986年 レソト

Epiphyllum エピフィルム(クジャクサボテン)属

メキシコからパラグアイにかけて約20種が分布。着生植物。茎が葉のように扁平になり刺がない。茎の下部は木化して低木状。昼咲きのもの(例:クジャクサボテン)と夜咲きのもの(例:ゲッカビジン)がある。
エピフィルム・ダラヒイ Epiphyllum darrahii
タンザニア 1995年

マツヨイクジャク Epiphyllum hookeri
1977年 モントセラト

Ferocactus フェロカクトゥス属

球形または短柱状の大型サボテン。米国西部とメキシコのカリフォルニア半島に約24種が分布。果実が食べられる種もある。

Ferocactus glaucescens
1965年 ルーマニア

Harrisia ハリシア属

Harisia taetra
1978年 キューバ

Hylocereus ヒロケレウス(モクサボテン)属

西インド諸島、メキシコから南米中・北部に約20種が分布する森林着生サボテン類。本属やクジャクサボテン属 Epiphyllum などの間で属間雑種、種間雑種が多数つくられている。
ヒロケレウス・トリゴヌス Hylocereus trigonus
1984年 セントビンセント・グレナディーン

ピタヤ Hylocereus undatus
1970年 バーミューダ
ピタヤ Hylocereus undatus
1986年 ニカラグア

Lemaireocereus レマイレオケレウス属

Lemaireocereus griseus
1999年 アルバ

Leptocereus レプトケレウス属

棘を持つ低木または高木のサボテン。カリブ海地域と南アメリカ北部に見られる。属名はほっそりとした茎節をもつことにちなむ。
Leptocereus wrightii
1978年 キューバ

Mammillaria マムミラリア属

150~200種からなる大きな属。南北アメリカ大陸に分布するが、多くはメキシコ原産。属名は「乳房」を意味するラテン語に由来し、茎節を覆っている乳頭状のいぼにちなむ(いぼから乳液を出す種もある)。植物の形態や生活型は多様。栽培は容易。
Mammillaria erythrosperma
1996年 イエメン

Melocactus メロカクトゥス属

中型の球形サボテン。南米と西インド諸島に約40種が分布。茎頂に小さな花を密生する。ブラジルでは「修道僧の禿げ頭」とよばれる。低温に弱い。
Melocactus guitarti
1978年 キューバ

Opuntia ウチワサボテン属

100種を超える大きな属。カナダ南部からパタゴニア北部にかけて分布する。ウチワサボテン亜科。

Opuntia aurantiaca
1993年 シスカイ

Opuntia dejecta
1998年 モナコ

Opuntia ficus-indica
1986年 レソト
Opuntia ficus-indica
1993年 アンゴラ
Opuntia ficus-indica
1992年 マデイラ

Opuntia megacantha
1985年 グレナダ

Opuntia wentiana
1999年 アルバ

Parodia パロディア属

約50種からなり、最も人気のある球状のサボテン類を含む。ほとんどのものは茎節の高さと直径が30cm以下。10~30本のまっすぐな、あるいは螺旋状の稜をもつ。従来の Notocactus 属は、現在ではこの属に含まれる。
Parodia maasii
1996年 イエメン
Notocactus cristata
1996年 イエメン

Rebutia レブティア属

南米アンデス山脈の高地を中心に、30~40種が分布。小型の球形サボテン。よく子吹きし、花も美しく、小型で鉢植えに向いていることなどの理由で、最も人気のあるサボテンのひとつ。
レブティア・スペガッジニアーナ Rebutia spegazziniana
1995年 タンザニア

Rhodocactus ロドカクトゥス属

Rhodocactus cubensis
1978年 キューバ

Schlumbergera カニバサボテン属

2種がブラジルに分布。シャコバサボテン属 Zygocactus に近縁。茎は扁平で刺はない。
スクルムベルゲラ・オルッシキアーナ Schlumbergera orssichiana
1995年 タンザニア

Selenicereus セレニケレウス属

北米南部から南米北部にかけて約30種が分布。木や岩に着生する。花床、花筒、果実にはとげがある。花は夜咲きで、属名も「月のハシラサボテン」の意。

Selenicereus grandiflorus
2000年 ピトケアン島

Weingartia ウェインガルティア属

Weingartia fidaiana
1995年 タンザニア

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