Boscia ボスキア属
アフリカからインドにかけて分布。
- ボスキア・アルビトルンカ Boscia albitrunca
- 英名:shepherd's tree(羊飼いの木)
- アフリカ南部原産の常緑樹。高さ10m以下。樹皮は白っぽく、種小名も「白い幹の」の意。
Capparis フウチョウボク属
世界の熱帯を中心に約250種が分布。アメリカとアフリカに多い。
- カッパリス・ノビリス Capparis nobilis
- 英名:Devils Guts
- 春から夏にかけて大きな白い花を咲かせる。長さ2~3cmの白い雄しべがよく目立つ。英名は、肉を切り裂くことができるほどの、鋭い反り返ったとげをもつことによるらしい。
- ケーパー(ケイパー) Capparis spinosa
- 英名:Caper-Bush, Caper
- 地中海沿岸地域原産の落葉低木。高さ約1m。葉は円形または卵形で互生。葉のつけ根に1対の刺がある。4~8月頃、直径約5cmの白い花をつける(1日花)。紫色の長い雄しべがよく目立ち、美しい。この花の蕾をケーパーとよび、ピクルスにして肉・魚料理などに用いる。また、若い果実も酢漬けにして食べる。栽培は比較的困難とされる。