Aeschynanthus アエスキナントゥス属(エスキナンサス属)
熱帯アジア、ニューギニアなどに80~100種が分布する。木や岩に着生する常緑の多年草。古株は半木質化することが多い。茎が長く下垂する種も多い。果実は熟すと裂け、綿毛をつけた細かい種子は風によって散布される。
- アエスキナントゥス・スペキオスス Aeschynanthus speciosus
- マレー半島、ボルネオ島、ジャワ島原産。花つきがよく、吊り鉢などに利用される。花は長さ12cmほどで、茎の先端に6~20個つける。繁殖はおもに挿し木による。排水の良い多孔質の土を好む。耐寒性はあまりないので、冬季は保温に注意。
Episcia ベニギリソウ属 (Carpet Plant)
メキシコ南部からブラジル、西インド諸島に約10種が分布。つる性の小型の多年草。葉は対生。楕円形で美しい模様がある。茎頂部の葉腋に先が5裂する筒状花(とうじょうか)をつける。花色は白、紅、すみれ色など。観葉植物として人気があり、多くの園芸品種がある。
- ベニギリソウ(交雑種) Episcia hybrid
Gloxinia グロクシニア(グロキシニア)属
多年草。数種がアメリカ熱帯に分布。
- グロキシニア(交雑種) Gloxinia hibrida
- グロクシニア・ペレンニス Gloxinia perennis
- 一般名(英名):Canterbury bells
- 中南米原産の大型種。夏から秋の開花時には高さ60~70cmになる。