Hydrocleys ミズヒナゲシ属
単子葉植物。匍匐枝を有する多年生の水草。南米に9種が分布。浅い水底に生え、葉身は水面に浮かぶ。葉柄には横縞がある。
- ミズヒナゲシ(ウォーターポピー、キバナトチカガミ) Hydrocleis nymphoides
- 一般名(英):Water Poppy
- 南アメリカ原産の浮葉(ふよう)植物。日本へは昭和の初めに渡来した。今では各地の公園、植物園などで広く植栽されている。花は一日花。日本では7~10月に開花する。和名も英名も、直径約5cmの鮮黄色の花に由来する。寒さにやや弱いが丈夫で、スイレンなどよりも育てやすい。栽培はスイレンとほぼ同様でよく、緩効性の固形肥料を鉢土に埋め込んでおく。冬季は鉢ごと屋内に取り込み、凍らせないように注意する。繁殖は春に根茎を株分け。
- ■ミズヒナゲシ参考写真(2002年7月 草津水生植物園)