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バショウ科 Musaceae

ユーラシアの熱帯地域に約50種が知られる。花は大型で、基部に雌花群、先端部に雄花群がつく。昼咲きの種では鳥類が、夜咲きの種ではコウモリが花粉を媒介する。

 Musa バショウ属
 インド東部から東南アジアの熱帯地域に約40種が分布。栄養繁殖して大きな株をつくる多年草。葉鞘は巻き重なって偽茎を形成し、大きなものでは5mをこえる。
バナナ(ミバショウ)
Musa acuminata
 東南アジア原産の多年草。熱帯地域で広く栽培される。高さ2〜4mで、ときに10mに達する。
 栽培の歴史は古く、紀元前数千年の頃にはすでに栽培されていたと考えられる。
 雄花序や若芽は野菜として、地下部の球茎は家畜の飼料としても利用される。大きな葉は食料品を包むのに用いられ、野生バナナの葉を集めて売る商売もあるという。
バナナ Musa acuminata
1981年 ドミニカ国
バナナ Musa acuminata
1968年 ソマリア
バナナ
1983年 サモア
Musa acuminata
1990年 マデイラ

1969年 マダガスカル

Musa × paradisiaca 料理用バナナ
Musa × paradisiaca
英名:Plantain
 東南アジアから太平洋諸島などで多く栽培される。芋のように、煮たり茹でたりして食べる。雑種起源で、M. acuminata(▲上記参照) とリュウキュウイトバショウとが交雑し、3倍体あるいは4倍体になったもの。
1996年 ソマリア



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