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草本、低木または高木。おもに熱帯および亜熱帯地域に30〜40属約350種が分布。とくに新世界に多い。
Bougainvillea イカダカズラ(ブーガンヴィレア、ブーゲンビレア)属 |
南米に20種あまりあるつる性常緑木本植物。属名は1766年にルイ15世の命を受けて未知の大陸発見に出たフランス探検船の艦長ブーガンヴィル(1729〜1811)の名前にちなむ。同行の植物学者コメルソンが採集した未知の植物にこの属名を冠した。 とげにより他のものにからみついてよじ登る。花弁のように見えるのは苞葉で、その中に筒状の花がある。鮮やかな色の花や苞葉は、おもな送粉者であるハチドリの目を引きつける役目を果たす。また苞葉は果実の時期まで残り、風による種子散布を助ける。 |
ブーガンヴィレア(ブーゲンビレア) Bougainvillea spectabilis 英名:Bougainvillea ブラジル原産で、世界の温暖な地域で広く栽培され、多数の園芸品種がある。また各地に帰化もしている。園芸上ブーゲンビレアとよばれるものは、原種のイカダカズラ、テリハイカダカズラ(B. glabra )それに B. perviana などと、それらの種間交配によって育成されたものなどの総称である。 |
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1981年 ドミニカ国 |
1985年 インド |
1985年 インド |
Bougainvillea sp. 1970年 バーミューダ |
1996年 台湾 |
Bougainvillea hybrid 1987年 ソロモン諸島 |
テリハイカダカズラ Bougainvillea glabra | |
1985年 グレナダ |
Mirabilis オシロイバナ属 |
約45種が南・北アメリカに分布。属名はラテン語の「美しい、不思議な」に由来。 |
オシロイバナ(別名:夕化粧) Mirabilis jalapa 英名:Four-O'Clock, False Jalap, marvel of Peru(ペルーの驚異) 中国名:紫茉莉 熱帯アメリカ原産の多年草(日本では1年草)で、広く世界で栽培され、各地で野生化もしている。 高さ約1m。紅、黄、白、紫色などの漏斗状の花をつける。花にはかすかな芳香がある。 和名のオシロイバナは、果実の胚乳が白く粉状で、子供が白粉(おしろい)として遊んだことに由来するが、江戸時代には実際に白粉の代用にされたこともあったようである。 日本への渡来は古く、貝原益軒の『花譜』(1694年=元祿7)に記載がみられる。 英名のフォー・オクロックは、午後遅くなって開花することにちなむ(翌朝には閉じる)。 ちなみに、別名のユウゲショウの名をもつ植物は、アカバナ科にもあるが、オシロイバナ科のものと区別するためか、アカバナ科のものはアカバナユウゲショウと呼ぶ場合もあるようだ。 |
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1984年 セントビンセント・グレナディーン | 2000年 アルゼンチン |
Pisonia ウドノキ属 |
世界中の熱帯、亜熱帯に約35種が分布。低木、高木およびつる性木本からなる。 |
サラダノキ(トゲミウドノキ) Pisonia grandis Syn. P. alba, P. sylvestris, P. morindaefolia 英名:Lettuce Tree, Cabbage Tree マレーシア地域から太平洋諸島に分布する常緑の高木。鮮やかな黄緑色の葉は、濃い緑の多い熱帯ではよく目立つ。葉はレタスのような味がして、野菜として利用される。また家畜の飼料にもされる。 |
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1988年 ココス諸島 |
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