ザクロ（石榴、柘榴） Punica granatum 一般名：Pomegranate　中国名：石榴 　西南アジア原産の小高木または低木。葉は全縁で対生。分枝が多く、刺がある。若い枝には狭い翼（よく）があって4稜となる。花は朱赤色でシワのある6枚の花弁をもつ。果実は球形の液果。生食や果実酒・清涼飲料、グレナディン・ジュースなどの原料とされる。また樹皮、葉、果皮は染料として利用される。樹皮と根から抽出されるアルカロイドのペレチエリンは、サナダムシなどの寄生虫を駆除するのに使われている。 　ヨーロッパにはギリシャ時代に、日本へは平安時代以前に渡来したとされる。種子が多いことから世界各地で多産・豊穣のシンボルとされ、また希望や不死をあらわす象徴としてももちいられた。ギリシャ神話やローマ神話にも登場する。 　矮小種の「ヒメザクロ」や八重咲きの「ハナザクロ」、また白花種などの園芸品種がある。
2002年　ウズベキスタン	1959年　ユーゴスラビア

以下4種ともザクロ　1989年　モナコ　

春（Spring）		夏（Summer）
秋（Autumn）		冬（Winter）

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