Agavaceae リュウゼツラン科

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Agavaceae リュウゼツラン科

Agave リュウゼツラン属

およそ100種が北アメリカ南部から南アメリカの熱帯地域に分布。観賞用のほか、繊維原料、食用、洗剤、果糖原料など、さまざまな用途がある。

サイザルアサの収穫
1982年 ベンダ
サイザルアサの乾燥
1982年 ベンダ
サイザルアサの仕分け
1982年 ベンダ
サイザルアサの梱包
1982年 ベンダ

Agave attenuata
1998年 バーミューダ

Cordyline センネンボク(コルディリネ)属

アジア、太平洋諸島に15種が分布。葉には葉柄があり、多肉質の地下茎をもつ。根は白色。子房3室で各室に6~15個の種子を含む。観賞用に、また繊維や果糖生産のため栽培される種が多い。この属を英語や園芸名では「ドラセナ dracena」と総称するが、近縁のリュウケツジュ属も「ドラセナ」とよばれ、両者はよく混同される。【園芸】繁殖は挿し木、茎挿し(2節ずつ切って用土に挿す)、根伏せで。葉を美しく保つため、葉水をまめに与え、よく日に当てる(夏場は遮光を施す)。
コルディリネ・オブテクタ Cordyline obtecta
1984年 ノーフォーク島

Dracaena リュウケツジュ属 (Dracena)

アフリカ、マダガスカル島、アジアから太平洋諸島に約60種が分布。センネンボク属に似るが、多肉質の地下茎がなく、根は黄色、子房3室で各室1種子のことが多い。観葉植物として栽培されるものも多く、マッサンゲアナは「幸福の木」という名前で流通している。分類体系によってはリュウケツジュ科とされる場合もある(ダールグレンら 1985年)。【園芸】栽培は容易で成長も速い。日陰にも強いが、日当たりの良い場所で育てる方が、葉も美しく丈夫に育つ。冬は8℃くらいで越冬する。繁殖は取り木、挿し木など。
Dracaena aubryana
1993年 アンゴラ

Dracaena cinnabari
イエメン

リュウケツジュ Dracaena draco
1973年 スペイン

Dracaena fragrans
1967年 ガボン

フォルミウム属 (Flax Lily)

多年草。分類学上、孤立した属で、2種がニュージーランドとノーフォーク島(オーストラリア)にあり、ユッカ属と関連があるとされる。
ニュージーランドアサ Phormium tenax
1972年 トリスタン・ダ・クーニャ

Polianthes ゲッカコウ属

球根状の塊茎を有する多年草。夜間に強い香りを放ち、自然状態では蛾によって送粉される。
Polianthes tuberosa
1972年 アルジェリア

Sansevieria チトセラン属

熱帯アフリカの乾燥地を中心に、約50種が知られる。

Sansevieria cylindrica
1993年 アンゴラ

サンセベリア Sansevieria trifasciata
1984年
セントビンセント・グレナディーン

Yucca ユッカ(イトラン)属

アメリカ南部からメキシコ、西インド諸島などの乾燥した地域に約40種知られている。単子葉植物。多くは低木状。自生地では花を油で揚げて食用にされることが多い。【栽培】乾燥に強く、排水と日当たりの良い土地を好む。耐寒性もあり(耐寒温度5℃以上)、関東以西では戸外でもよく育つ。繁殖は挿し木、株分け。
ユッカの1種 Yucca sp.
1982年 アメリカ

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